アトリエ・つくし絵画教室

和歌山県紀の川市貴志川町国主１４４−８

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学び場の詳細

保田広之・三友紀の夫婦講師が1983年渡仏し、古典画技法を学び、幼・保育稚園年長さんから一般70歳（入会時）まで、全く未経験の方でも１からプロ級まで短期に習得できるよう現在まで教え方を研究し随時改善に努めています。
　「古典画技法」とは一度に絵具を混ぜて塗るのではなく、原色を重ねて透き通った微妙な色を作り出せます。つまりデッサンは作品のための練習ではなく下地にデッサンを置いてその上に原色を載せていく方法なので下地から影ができ、立体感と透明感と深みが出るのです。
ですからデッサンができないと仕上がりもまずくなります。経験者も未経験者も１から鉛筆の使い方、基本の形をじっくり分かるまで付きっきりで指導し、10項目のカリキュラムを得て変わ気の速い水彩でスケッチから塗り重ねていく古典画技法へと進みます。
それが終わると油絵、水彩、色鉛筆など好きな方向へと洗濯します。どれも透明感と深みを自ら追求出来ていきます。
一般の絵画は印象画で、デッサンをしなくても、「絵は自由表現だ！」と、いきなり油絵でも趣味として描けることは描けます。私たちも昔、そのように習ってきましたが「慣れ」でしかないです。趣味だから描ければいい。と誰も言うのですが年数が経つにつれ、やはり上達しないと意味がなく、自分自身絶望を感じてきます。
印象派でももちろんデッサンは勉強するためのものとして、しますが、別に勉強をし下書きには含まれないので表現はできますが深みを感じません。
そして、習うときに手直しだけをされても、なぜそうなるのかを理解できないと進歩は見られません。
　しかし、私たち夫婦も入門から２０年ぐらい経って、その壁に突き当たり、教室も開校しているのにある程度の年数から生徒に進歩がなく、教室開校5年目ぐらいに教えることに研究中、当時偶然にも全く知らなかった欧州美術クラブより、古典画技法を学べるという１通の第１回絵画エコール（フランス研修）の案内を頂き、全財産をつぎ込み、参加することにしました。しかし、学ぶ前の準備のため１年見送り、第2回のエコールに参加しました。決死の思いで子供を預けて２人で渡仏し、ヨーロッパの伝統ある原点から学びなおそうと、１か月間終日観光もせず学びました。
　１か月間毎日の講習を終え、帰国後、教え方が全く変わりました。基礎を徹底しなければ古典画技法は学べません。基礎を徹底することにより、1回でも多く練習することによってぐんぐん習得していきます。生徒はみんな口をそろえて10年早く来て習えば良かったと言っています。古典画は何年経っても終わりがなく、習得すればするほど奥が深く、私たちももう渡仏してから35年が経ちますがまだまだ勉強の余地はあります。ですから一生面白いのです。
　子供の場合も形の取り方、絵具の使い方、使いを教えます。こう描けば出来るとは言いますがこう描きなさいとは一切言いません。
工作はしないのですか？
とよく聞かれますが昔工作教室もしたことがあったのですが、絵を描けないと工作はできません。例えばこいのぼりを作るのに鯉を描かなければなりません。ですからやっぱり絵を教えるところからなのです。
しかし、古典画技法（基礎からの道理）で絵を描ければ発想力も養われるため工作を習う必要はなくなり、工作教室は１年で止めました。
　大人の油絵は何年もかけて作品を作る場合がありますが、薄塗で1回塗るごとに乾燥させるため時間を要するのです。しかし、最近では塗れば塗るほど良くなるので生徒の方が「早く終わらなくていい。いい作品を作りたい。」という方が増えました。
印象画は一般的に1枚に油絵は3時間。または2日で仕上がりますが、古典画技法でも同じ方法だとデッサン力を身に着けていれば1枚30分から1時間で仕上がります。
油絵、水彩、水墨、色鉛筆、デザイン画全てに対応するので、別々に習いに行く必要はなく、いつでも習いたいものを切り替えられます。
未経験の方は半年で鉛筆画を習得。経験者の方はもっと知らない世界を感じて頂きたいと思います。
ですので芸大を卒業された方や、指導者もよく来られ、指導しています。
古典画だけでなく印象画もスケッチ、学校用などで必要で、要望によって自由に選択、指導します。
生徒作品や指導者の作品、ほか、詳しい事柄を公式ホームページに載せています。新しくなってスマホでも見やすくなりました。
お休みのお知らせ、生徒のコンクール受賞なども載せています。
練習日は決めなくていいです。月の月謝の回数分を好きな練習日に好きな時間割で来ていただけます。
詳しくは電話でお問い合わせください。只今特典あり。